bills(ビルズ)のスクランブルエッグは本当に世界一の朝食か?


「世界一の朝食」と言われるにはそれだけの理由があるはずだ。
ずっと食べたかったbills(ビルズ)のスクランブルエッグを食べに行ってみた。


ホテルの朝ごはんが好きだ。
普段夜型であまり朝食をとらない僕も、
旅先や出張先では早く起きて朝ごはんを食べに行ったりする。
選ぶのは決まって洋食。
スクランブルエッグにベーコン、クロワッサン、フルーツなんかもあると最高だ。
そんな僕が、bills(ビルズ)を嫌いなわけがない。
念願かなって、ようやく伺えるチャンスがやってきた。


お台場海浜公園駅から歩いてすぐ、デックス東京ビーチのシーサイドモールに入ってすぐのところに、
bills(ビルズ)お台場はある。
5~10人程並んでいることが多いが、席数は多いのでそれほど待たずに入店できる。

オーダーしたのは「オーガニックスクランブルエッグ w/ トースト」1,200円に、
ベーコンを追加して、1,500円だったはず。

まず、「世界一」という言葉に過剰に踊らされてはいけない。
スクランブルエッグのレシピは下記の書籍でも公開されているように、
特別なものではない。

「えっ!」という驚きの味ではなく、
スクランブルエッグとして想像する味と大きく変わることはない。

ごく普通の材料で作るスクランブルエッグを、
見た目、食感にこだわって丁寧に作られた感じだ。
特別な味ではないが、とても贅沢なスクランブルエッグだ。

おそらく、飲食店の価値を「味」だけで判断する人ならば、
コストパフォーマンスが悪い、というだろう。

ごく普通のものをちょっとだけ贅沢に。
その優雅な気分や、ほんのちょっとの違いにお金を払ってもいいな、
と感じる人には、「なるほどね!」と思ってもらえるのではないか。

いろいろなクチコミを見ると概ね好意的に評価されているけれど、
それも「世界一の朝食」と謳われているからだろうか。
コストパフォーマンスという点で考えると、
評価は割れてもいいお店なのかもしれない。

個人的な感想を書くと、
とても素晴らしい体験だったと思うし、
これくらいのお値段はして当然のものだと思う。

ただ、毎朝これを食べろと言われるならば(営業時間から行って無理というのはなしとして)、
喜んで食べたい!と言いたいところだが、
もっと稼がないとねと。時々伺うくらいでちょうどいいかな。

過剰な期待をしていかなければ、
「世界一の朝食」と謳われるだけの体験はできると思うよ。


bills(ビルズ)お台場
住所:東京都港区台場1‐6-1 デックス東京ビーチ シーサイドモール3F
電話番号:03-3599-2100
営業時間:月~金 9:00-23:00(L.O. Food 22:00 / Drink 22:30)、土日祝休日 8:00-23:00(L.O. Food 22:00 / Drink 22:30)
定休日:不定休
30min.:bills(ビルズ)お台場

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