UR攻略法 – お台場に住んでみようとした記録 11


URの物件はインターネットに出ない。
そんなことを言われるが、実際にどうなのか?
お台場のUR現地案内所に行ってみた。


土曜日の昼頃に営業所に行ってみると、
お客さんは僕一人。現地案内所での争奪編、ということはなさそうだ。

条件を言って物件を見せてもらうと…
インターネットに出ていない物件が!

時間もあったのと、素晴らしい眺望の部屋が空いていたので、
せっかくなので内見してみることに。

内見に向かう途中に担当の方にいろいろお話を伺ってみる。
URはインターネットに出す前に、ウェイティングリストのようなものに登録している人に案内したり、
現地案内所でプールしている物件もあったりで、
まず現地に行かないと最新の物件は出て来ないそうだ。

で、そのウェイティングリストのようなもの、というのは、
情報提供依頼、というのを出すと、それから一か月間の間、
希望の物件があれば電話連絡をくれるとのこと。
その順番は日付が古い人から順番にということだ。

つまり、URの物件を探すには、まず現地案内所に行かなければならないということだ。
前回までの都民住宅の話はシステム可で対応できたが、
URの攻略はアナログということだ。

そんな説明を受けている間に、現地に到着し、物件を見てみることに。


…まず最初に見せていただいた物件に惚れた。

都民住宅より家賃は割高(というより都民住宅が安すぎる)なのだが、
各種設備のグレードは、都民住宅のトミンタワー台場より、
URのシーリアお台場の方が上だ。家賃が割高なのもうなずける。

いくつかの空室を見た中でわかってきたこと。
都民住宅、UR両方共通のことだが、
お台場のタワーマンションは西向きと東向きで眺望が変わるので、
せっかく住むなら西向きをおススメする。

駅に近いことを優先するなら三番街、
眺望を優先するなら一番街、
眺望に関係なく、とにかく駅に近く、というなら五番街だ。

また、そばに高速道路が通っているので、
窓を開けると音は少し気になる。
音については、三番街より一番街の方が静かな感じだ。
(三番街は東側の部屋を見たからかもしれないが)
今住んでいる通りが大通り沿いなので、個人的にはどちらも許容範囲だが、
窓を開けて快適に、ということであれば一番街がおススメだ。


最初は時間があったからちょっと見てみよう、
くらいの感じだったUR。

仮申し込みを入れて、2週間以内に決めればいいということなので、
とりあえず気に入った部屋を押さえておいた。

…諸事情により、もし入居しても、短期で次の引っ越しがあるかもしれない。
ただ、URは必要経費は敷金のみで後で戻ってくるので、
引っ越し費用と、引っ越しのタイミングで、入居と退去で家賃が被るくらいだ。

大きな旅行一回分くらいの費用と思えばいいか…と、
URへの入居に気持ちが傾いてきた…。

都民住宅空室発生履歴